デジタルスケールを使っていて勝手に数値が増えるということはありませんか?
もしくは購入しようとしても商品レビューに書いてあって不安という方もいるのではないでしょうか。
実はこれ、不良品ではなく正しく使えてないだけなんです。
デジタルスケールの仕組みと原因、対策について紹介していきます。
デジタルスケールの仕組み
はかりには色々なタイプがありますが、最近よく出回っている小型で低価格のデジタルスケールは「ロードセル」という方式を採用しています。
この方式では、下の画像のような仕組みになっています。
重さが加わることで金属が歪み、抵抗値が変わります。
この値を読み取ることで重さを算出しています。
値が変化する原因
コーヒーなどをはかっていると、何も触っていないのに重さが少しずつ増えていくことがあります。
この原因は「熱」です。
熱がロードセルに伝わることで抵抗値に影響を与え、値が変化してしまいます。
最近よく出回っているデジタルスケールは天板からロードセルまで全て金属で繋がっています。
そのため熱伝導率が良く、値が変わりやすいのです。
対策
断熱性の高いものを間に敷くといいでしょう。
自分がよくお勧めしているTANITAのスケールのようにシリコンを敷いてもいいですし、お皿を敷いても効果はあると思います。
最後に
デジタルスケールは家に1つあるとコーヒーにお菓子作りに料理に、とても役に立ちます!
コンパクトで安いのはこちら。滑り止めが効かず不安定なのが不満点。
何にでも使いやすく安定感があり、比較的安いのはこちら。とても満足しています。
コーヒー用に時間も計れるものもありますが、安いものだとTANITA製の方が反応が早かったりします。
0.1g単位で測れるスケールでも1000円程度から手に入るので是非買って見てください!