【ペアリング】コーヒーと食べ物の合わせ方

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コーヒーと〇〇が合うとか聞きますが、実際合ってると感じたことありますか?

私はあまり合ってると感じることは多くありません。

単純に甘いものが好きなので、カフェに行くと基本的にスイーツを頼みますが、
コーヒーと合っていると感じることはあまり多くないです。

この組み合わせが良いんじゃないか、こうやったらもっと合うんじゃないかなど、
自分の経験に基づき、ある程度汎用的に使えそうなことを書こうと思います。

全て個人的な意見になってしまいますが、
何を良いとするかを正しく評価できるほどのデータ収集や分析はおそらく現在では行われていないでしょう。
味覚評価に関するものは一般的に公開されているものも全て参考程度に考えてもらえればと思います。

感動するようなペアリングや各ペアリングの完成度については、
かなりピンポイントで合わせる必要があるので今回は対象にしていません。

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コーヒーと合うとは

コーヒーと合うとはどう言う状態を言うのでしょうか。

私は、コーヒーと合う、または良いペアリングとは、以下のような状態が得られることだと思います。

・ネガティブな味が消えた
・ポジティブな味が感じやすくなった
・新しい味が出てきた

コーヒーと食べ物を合わせることでこのような体験ができればコーヒーをもっと楽しめるのではないでしょうか。

それぞれについて紹介していきます。

ネガティブな味を消す

甘いものに苦いものや渋みのあるものを合わせるのがこれに当たるでしょう。

ここで言う甘いものとは、単体で食べ続けるには甘すぎるものです。

飲み物を合わせることで美味しく食べ続けることができます。

他にも、パサつくものにごくごく飲める飲み物を合わせる、酸っぱいものに甘いものを合わせるなど、
反対の要素を合わせることで互いを補います。

ポジティブな味を出す

似たような味を組み合わせることで、持っている特徴をより感じることができます。

オペラに重ためのコーヒー、スパイスを感じるエスプレッソにスパイスケーキ、甘みが主体のフルーツと浅煎りのコーヒーなど、似た感じのものを合わせると、共通していない部分の味がはっきり感じられます。

新しい味を出す

これは難しいです。

個人的な体験では、イカやカニはちょっと香ばしめのコーヒーであれば確かに合っていたように感じました。

フードペアリング大全にこういったものも記載があるようです。
興味がある方は是非読んで見てください。

とても面白い世界ですが、まだワインと食事のペアリングを超えられていないように感じます。

コーヒーと食事のペアリングを提供する人も多くなってきていますので、これからが楽しみですね。

コーヒーと合わせるときのポイント

ここでは、「味の近さ」という概念を用います。勝手に考えてつけた呼び方なので、他に呼び方があれば教えてください。

この味の近さは、味の強さ、風味、食感、温度、感じる時間帯などに用います。

味が離れている例だと、あま〜いキャラメルと水、酸っぱめのドライフルーツとビターなコーヒー、冷たいソフトクリームと熱々のコーヒー、口に入れてすぐ感じやすい柑橘の香りとあと口に感じやすいチョコレートの風味など。

味が近い例だと、あま〜いキャラメルと深入りのコーヒー、酸っぱめのドライフルーツと浅煎りのアイスコーヒー、冷たいソフトクリームとアイスココア、口に入れてすぐ感じやすい柑橘の香りとパイナップルなど。

一緒に口にしたとき、味が離れていると、まとまりがなくなり、味が分離したように感じてしまいます。

これらの味を近づけてあげる、つなげてあげることがペアリングのポイントとなります。

また、私の考えでは、風味の近さ、味を感じる順番は関係があり、ざっくりと以下のような順番になっているかなと思います。(今後内容修正していきたいです。)

花の香り→酸主体のフルーツ→甘さ主体のフルーツ→ミルク→チョコレート

フルーツとチョコレートを合わせるときにフルーツを甘くしてあげる、もしくはチョコレートにミルクを入れることで味をつなげることができます。

おすすめのペアリング

個人的におすすめのペアリングを紹介します。

チョコレートの菓子パン

コンビニやスーパーで売られているチョコレートは重たい甘さです。

しっかり成分を抽出したコーヒーと合わせると、重たさが合わさり、チョコレートの香りやコーヒーの隠れていた酸味や香りを感じることができると思います。

また、パンはコーヒーのネガティブな部分を隠してくれます。

どら焼き

あんこには素晴らしい香りがあります。

浅めの焙煎度のサラッとしたコーヒーを合わせると、軽い液体と少し水分を持っていくどら焼きの生地が合わさり、あんこの香りとコーヒーのフルーツのような酸味が感じられると思います。

クロワッサンサンド

パンはコーヒーのネガティブな部分をしっかり受け止めてくれます。

さらに、肉と野菜が入っていれば渋みや酸味も受け止めてくれます。

サンドイッチはどんなコーヒーでも受け止めてくれる万能選手です。

特にクロワッサンサンドは油分が多く、全体をマイルドにしてくれるので個人的に超おすすめ。

セブンイレブンにクロワッサンサンドあるので是非コーヒーと合わせてください!

浅煎りでも深煎りでも、良いコーヒーでも悪いコーヒーでも、なんでもいけると思います!

最後に

個人的な意見を色々書いてみました。参考になれば幸いです。

他にも冷たいと甘さを感じにくくなるなどの特性や、咀嚼回数や食べさせる順番を調整することで味を感じるタイミングをずらすなど、細かいテクニックを用いることでさらに面白いペアリングができると思います。

色々書きましたが、合う合わないは皆さんの主観次第です。
いろんな意見発信してくれると嬉しいです!

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