シェイカーでシェイクしたらコーヒーの味が変わるという話や、
カクテルでもシェイクで柔らかくなるという話を聞き、
「コーヒーにしっかり空気を含ませたらもっと美味しくなるんじゃないか?」と思いやってみました!
ぜひ以下の動画をご覧ください!
ちなみに私は「エアレーション」と呼んでいます。
効果
液体は空気を含むことでとろみがつき、質感に厚みが出ます。
また、粘性が上がることにより、舌の上での滞在時間が長くなり、味を感じやすくすることも狙いです。
また、結果的にですが、角が取れ、雑味が軽減されたように感じました。
液体に溶け込んだガスなどを軽減できるためではないかと考えています。
泡に雑味が吸着されるという話がありますので、泡をスプーンで掬って食べてみましたが、
自分のコーヒーでははっきりとした雑味を感じることはできませんでした。
もちろん少量のためわかりづらいですし、自分の味覚の問題もあるため確かなことは言えませんが、
雑味の吸着よりガスの軽減の方が作用しているのではないかと考えています。
デメリット
まず、空気に触れてしまうことで酸化を促進させてしまいます。
深煎りに比べ、浅煎りの豆では影響が少ないと考えていますが、
これはデメリットと言えるでしょう。
「デキャンタージュ」ではなく、「エアレーション」と呼んでいるのは、
酸化をメリットではなくデメリットと考えているためです。
また、香り、特に揮発性の高いものについて、少なからず飛んでしまいます。
最後に
メリットとデメリットどちらが大きいかは飲んでみて決めるといいでしょう。
個人的な意見として、少なくとも浅煎りにおいては「どんな豆でも美味しくなる」と考えています。
抽出で美味しくするのではなく、抽出した後美味しくするこの「裏技」、ぜひやってみてください!