最近は1℃単位で温度調節できる電気ケトルが増えてきましたね。
値段もかなり下がってきて手に取りやすくなったと思います。
山善さんのケトルが人気のようですね。新しいモデル出てるの知らなかった。
私はbonavitaのケトルを使っています。
昔はこれしかなくて、、アメリカのAmazonで安く購入して、現在まで頑張ってくれています。
この温度調節ケトル、めちゃくちゃ便利なんですが、温度がちゃんと測れなくなることがあります。
90℃で設定したのにいつの間にか沸騰してたなんてこともよくあります。
私の持っているbonavitaも最近出ている製品も基本的に同じ構造です。
きっと同じような人がいると思うのでメンテナンスの方法を紹介しておこうと思います。
温度調節ケトルの仕組み
ケトル側の底はこのようになっています。
誰かのために開けた画像も。
ここで大事なことは、それぞれの金属パーツが何の役割を持っているかです。
それぞれ番号をつけて見ていきましょう。
真ん中の棒状の金属を①として、そこから外側へ向かって②、③、④、⑤とつけました。
①と④はヒーターに繋がっており、電気を通すことで加熱します。
②と③はケトル内の温度計につながっており、ここに電気を通したときの値を取得することで温度を測っています。
⑤は特に用事はなさそうですね。
土台側はこのようになっています。
よく見ると、ケトル側の金属と接するように金属が配置されているのがわかるかと思います。
この金属とケトルを繋ぐことで電力や温度をやりとりしています。
メンンテナンスの方法
温度調節ケトルを使っていると、温度が正確に計れなくなったり、上手く動かなくなることがあります。
メンテナンスや修理をすることで直せる場合がありますので、やり方を見ておきましょう。
温度が急に変わる場合
ケトル側と土台の接触が悪くなっています。
こういう時はこれを使います、コンタクトスプレー。
必要であればエレクトロニッククリーナーもどうぞ。
他にも接点復活剤はありますが、匂いが残ることがあります。
このコンタクトスプレーであれば匂いも気にならないのでおすすめです。
直接吹きかけるのは難しいので、綿棒などに吹きかけて接点を拭きましょう。
側面は掃除しにくいですが、直接接する部分ではないのであまり気にしなくても良いかと思います。
土台の金属部分にも軽く吹きかけてケトルを土台に乗せ、クルクルと回しましょう。
これで土台側もいい感じに接点を復活できると思います。
温度が変わらない場合
温度計は接続されていますが、正しく動いていない状態です。
ケトル内の温度計に水垢がついている可能性があります。クエン酸などを使ってスケール除去しましょう。
スイッチが押されっぱなしになっている場合
私のbonavitaではスイッチが押されっぱなしになることが2度ありました、、。
℃と°Fがずっと切り替わったり、設定温度が下がり続けたり、、しかもその間は他のボタンも押せず、、。
原因はスイッチの故障でした。
土台を開けてスイッチとハンダゴテなどを用意し、スイッチを交換しましょう。
ちょっと手間ですが、道具を持ってる人はやってみても良いと思います。
最後に
温度調整ケトルの調子が悪くなることってよくあるとかと思います。
ですがあまり情報がなく、、
自分のbonavitaをメンテナンスするついでに書いておきました。
みんなの役に立てたら嬉しいです!