最近TIMEMORE C2を初心者にもプロにもめちゃくちゃ推してます。
買った人はかなり満足してくれていますね。自分自身もっと高級なグラインダーを持っているにも関わらず、買って良かったと思っています。
何がそんなにいいのか紹介していきます!
グラインダーは刃が本体
個人的な意見です。グラインダーは刃が本体です。特にハンドグラインダーは。
刃さえ良ければ、あとは調整次第でいいグラインダーになると思います。
では、TIMEMORE C2の刃はどうなのでしょうか?
TIMEMOREには、他にもグラインダーのラインナップがあります。
その中でもC2は一番古い型の刃を使用しています。
しかしこの刃、過去に上位機種に搭載されていたものと同じものなんです!
コスパ最強
上位機種に搭載されていたものと同じ刃ですよ?
1.5~2万円前後のグラインダーと同等の性能の刃がついていると思うとワクワクしませんか?
刃が本体とは言いましたが、刃以外の部分もしっかりしてるんです!
軸受けは樹脂製ではあるものの、ベアリングが2つついており、軸の安定性、挽く際の抵抗は他の高級グラインダーに引けを取りません。
これがなんと7000円前後で買えるんです!コスパ最強です!(私調べ)
持っていないならとりあえず買いましょう。
性能
実際どれくらいの性能なのか、お見せしましょう。
ちなみに私の持っているC2は旧型の外れ個体で、割と軸のブレがあるので(知り合いの新型のものはかなり安定していたので、もしかしたら改善されているのかも?)、刃を調整して使用しています。
しっかりと閉めた状態を0クリックとして、そこから20クリック、25クリックの実際に使いそうな挽き目をお見せします。(私は19クリックでドリップに使用しています。)
20クリック
25クリック
いかがでしょうか?あんまりわかんないですね。
他の方のブログ記事などを見るともっと良く見えてくるのですが、隣の芝は青い的なあれでしょうか笑。
しかし、実際にドリップを淹れてみると、かなりいい味が出ます。今まではKRUVE Sifterを使って微粉を除去していましたが、それをしなくても満足できるようになりました。
味としてはお店で出てきても違和感のないレベルが出せます。
このグラインダーからステップアップするのであれば、もう少し高級なラインのハンドグラインダー、数十万円の業務用グラインダーといった順序になるかなと思います。
しかし、C2を持っているのであればそこにお金をかけるよりも、水を変える、レシピを変える、といったことの方が優先順位が高くなるのかなと思います。
ひとまずこのグラインダーさえ買っておけば、当分遊べるかなと思います。
既に高性能のグラインダーを持っている方も、外でコーヒーを淹れる時用に持っておくといいのではないかなと思います。
調整方法
TIMEMORE C2の調整方法を紹介します。
自分以外でやっている人は見たことないので、参考にしていただければと思います。
(この記事書くために調整し直して前後の挽き目見比べましたが、ぱっと見じゃよくわかんなかったです、、自己満足のためにやるってことでお願いします。)
軸のずれ
外れ個体を引くと、刃の隙間に偏りが出てきます。
軸がずれると言っても、真ん中の軸が曲がっているわけではありません。外側の本体が斜めにくっついている状態です。
左右の隙間を見てみると、差があるのがわかると思います。今回はこれをなくしていきます。
調整
外刃の上下が変わると隙間も変わるので、外刃の文字が書いてある方にでもマスキングテープなどで印をつけておきましょう。
まずは刃の傾きをある程度直します。
軸を固定して本体を回転させ、外刃の高さを確認していきます。
高い箇所には側面下の方にマスキングテープを、低い場所には側面上の方にマスキングテープを貼ると、傾きが改善されます。
ある程度高さが揃ったら、隙間を均等にしていきます。
隙間が大きいところにマスキングテープを貼っていき、バランスをとっていきます。
ある程度バランスが取れたら、外刃を固定するパーツをつけて隙間を確認しましょう。
すると、新たに隙間が出てきたりします。そこからさらに微調整を繰り返して行って、、
最終的にこんな感じになります笑。
見た目の汚さ、清潔感のなさは許してください。
これで刃の隙間を均等にすることができました。
この状態で刃を取り付けると、マスキングテープは隠れるので、仕上がりとしてはノーマルの状態と同じように見えます。
C2の挽き目が気になる方はぜひ調整してみてください!
これさえすれば、C2の弱点である樹脂製の軸受けによる性能劣化を克服できます。
最後に
最近の高級ハンドグラインダーは本当に性能がいいです。(みるっこを除く)数万円の電動グラインダーと比較すると、性能面で十分に勝っていると思います。
TIMEMORE C2も同様で、数万円の電動グラインダーに勝っているのではないかなと。
ドリップ用であれば挽くのもそれほど負担にならず、一人分であれば1分もかからないです。それどころか、サクサク挽けるので、その時間も楽しめるかなと思います。(安いハンドグラインダーだと挽くのが面倒でコーヒー淹れる頻度が減ったり、、)
本当にこのグラインダーはおすすめです。ちょっと手挽きミル欲しいなって思ったら、ぜひ検討してみてください。